白黒つけられないWitcher3の世界
<森の中心にて>
クエスト完了後の"やるせなさ"では、「野獣の心」と双璧をなすサブクエだと思います。
レーシェンは森の守り神のような存在なので、レーシェンの怒りを鎮める儀式で解決しようとする老人ハラルドに従うか、
レーシェンは怪物だから退治するべきという若者スヴェンの一派に付くか、選択を迫られます。
何れのパターンを選択しても、スヴェンの一派は老人たちを殺してしまいます。
(選択次第で、ハラルドだけは守れますがスヴェンの一派と闘う羽目になったり、既にハラルドが殺されていたり・・)
そしてスヴェンは、力で村を統制しようする雰囲気をプンプン匂わせます。
この村の今後に、一抹の不安を抱かずにはいられない感じです。
スヴェン、あんたが怪物だよ・・・
<オナートンの怪物/猫と狼が遊ぶ場所…>
村人を虐殺した猫流派のウィッチャー・ゲータンを成敗するサブクエです。
話を聞けば、村人たち(特に村長)も悪い事が判明します。
しかしながら、激高したゲータンは、共謀した村人一派以外の、何の罪もない他の村人達も皆殺しにしたのです。
さすがに見逃す訳にはいかないかと・・・
<ニシング>
10年間共に暮らした恋人を捨てた酷い男・ロサール、
それを恨んでロサールの息子チャルヴに「ニシング」の呪いを掛けて殺そうとする元カノ・ジョナ。
殺そうとするんだったら、ロサールを的にすればいいのに。。
選択肢は2通りです。
1.「ニシング」の呪いを解く代わりに、ロサールは家族と縁を切りジョナの元へ戻る
→何の罪もないロサールの奥さんと息子チャルヴが不幸過ぎます。。
2.「ニシング」に書かれた名前を書き換えて、呪いをはね返す
→ジョナが死ぬ事になります
「1.」って、どう考えても誰も幸せにならないんじゃ・・・。
気持ちの離れてしまった男に戻ってきてもらっても、ちっとも幸せじゃないでしょーに、ジョナさん。
でも、ジョナを殺す手助けをするのも、どーなの?
そもそもトラブルの発端を作ったロサールと、罪もない子供を殺そうとするクソ女・ジョナは、何らかの罰を受けて当然だと思うけど。。
何ともスッキリしない(スッキリする解決案を用意してくれてない)サブクエです。