The Witcher 3: Wild Hunt ~Wander as Vernossiel~

ウィッチャー3をベルノシエルでさすらふ

深いぃ話

病と家族愛(1)

<黒真珠/スケリッジ> ゴールデン・スタージョン裏のテラスで、ニダスという老人から声を掛けられます。 老人と言うには若過ぎる? 見た目、ゲラルトと変わんない(笑) 待ち合わせ場所は、なんとスケリッジのエルドベルグ灯台近く!? クエストアイテムの黒真珠…

人狼にまつわる話

半人半獣であるが故に、勧善懲悪で終わらないお話が多いです。 <野獣の心/ヴェレン> 人狼である、ニーレンという狩人からの、奥さん捜索の依頼に対応するクエストです。 ニーレンを愛する義姉の計略により、ニーレン自身が奥さんを殺してしまっていた、と…

戦争の「小さな被害者たち」(2)

この物語では、戦争孤児たちが数多く登場します。みんなたくましく、この荒れた地で何とか生き延びようとしています。 戦争の被害は多岐に亘り、いつも社会的弱者にしわ寄せが及びます。 <はげ山のふもとの村> 人々は貧しく、自分たちが生きていくだけで精一…

白黒つけられないWitcher3の世界

<森の中心にて> クエスト完了後の"やるせなさ"では、「野獣の心」と双璧をなすサブクエだと思います。 レーシェンは森の守り神のような存在なので、レーシェンの怒りを鎮める儀式で解決しようとする老人ハラルドに従うか、 レーシェンは怪物だから退治するべ…

ゲラルトから学んだこと(1)

<トゥサンの怪物> ダークな世界観のWitcher3ですが、トゥサンだけは違うゲームのように明るく華やかな色使いの街並みが続きます。 そして、ゲラルトさんも子供たちに明るい未来への希望の持てるお話をします。 「美徳を持つ人が必ず悪に勝つわけじゃない。そ…

ダイバーシティを受け入れる

ノヴィグラドという都市は、様々な種族のルツボとして描かれています。 時代背景(1270年頃)からして、人々の織り成す生活習慣や形成される文化はまだまだ未熟で、通りでは、魔女狩りごっこをする子供たちや、 エルフやハーフリングに石を投げつける子供たち…

戦争がもたらす悲劇(2)

<再びクルックバック湿原へ/ヴェレン> 序盤のメインストーリーの核となっている、「血まみれ男爵~」と「森の貴婦人たち~」の流れのクエストをクリアすると、ヴェレンでの本編の仕上げのような、サイドクエスト「再びクルックバック湿原へ」が発生します。…

戦争の「小さな被害者たち」(1)

この物語では、戦争孤児たちが数多く登場します。みんなたくましく、この荒れた地で何とか生き延びようとしています。戦争の被害は多岐に亘り、いつも社会的弱者にしわ寄せが及びます。 <Man’s Best Friend/ヴェレン>「十字路の宿屋」の北東の街道沿い、凶暴化した野犬に追い立てられ小屋</man’s>…

戦争がもたらす悲劇(1)

戦争は、多くの人々に様々な悲劇をもたらします。 <血まみれ男爵~家庭の事情/ヴェレン> 最初の出会いから、好感度低めの男爵。シリちゃんの事知ってるくせに教えず、交換条件出してくるし。。 失踪した奥さんとお嬢さんの事を調べていくと、アル中&DVの事…

損して徳とれ

損して徳とれhttps://www.keikakuhiroba.net/column/mmplan/navigator/post_43/ <井戸の悪魔/ホワイト・オーチャード> 本編を完了してしまうとクエストは「失敗」終了となります。その後、オドランの家を訪ねても会話は生じず、 マンディちゃん(オドランさ…

見逃す?見逃さない?

サブクエストにはプレーヤーに判断を委ねるものが多くあります。以下のサブクエは、本編ストーリーへの影響もなく、何れの選択をしても、物語は粛々と進んで行くのですが。。。 <ひねくれ者の放火魔/ホワイト・オーチャード>ドワーフの鍛冶屋・ウィリスの鉄…

Witcherシリーズの背景

"The Witcher"シリーズは、ポーランドの"CD Projekt RED社"によって開発されました。ゲームは原作となる小説の背景に忠実で、小説はアンドレイ・サプコフスキというファンタジー作家さんが書いてます。当然、ポーランドを取り巻く地理的・歴史的な背景が舞台…